R面からC面への面取り方法変更による、リードタイムの短縮とコストダウン
提案内容 | R面からC面への面取り方法変更 |
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提案効果 | コストダウン、リードタイムの短縮 |
Before
R形状の場合、寸法に合わせたR工具が必要となります。そのため、工具購入の必要性が発生しやすく、コストアップに繋がる場合が多いです。
R面取り加工は、R径に合わせたカッターが必要であるため、工具数が膨大となり、コストアップにつながります。また、インナーRカッターは汎用性が低いため、高額の物が多く選択肢も少ないです。
After
C面の場合、1本で多くの指示寸法を行えるため、コストダウンに繋がります。
C面取り加工は、C0.1~工具半径近くまで1本の工具で対応可能で、C面取りカッターは汎用性が高いため、安価~高価なものまで選択肢が多いです。C面取りでは、7つのC面に対して全て同一の工具で加工することができます。
Point
経験上、R面ではなく、C面でも問題ない場合が多いため、「指示無き角部はR0.2」といった表記が図面にある場合は、C面への変更をご提案する場合があります。