A5052 ノズル

こちらの製品は当初、他の加工工場で立形マシニングセンタで加工されていました。しかし、立形マシニングセンタでは4工程を要し、各工程の加工時間も短いため、オペレーターが機械に張り付き状態となる課題がありました。

そこで、当社にご相談いただき、横形マシニングセンタで加工することで2工程に工程集約できました。これにより、ワークセットの回数が減り、無人運転の時間が長くなったため、リードタイムの短縮につながりました。

また、本製品は45°のテーパー箇所があり、立型マシニングセンタの場合、この加工には専用治具の製作が必要でした。一方、横形マシニングセンタではイケールを回転させることで治具なしで加工できるため、治具製作のコスト削減やリードタイム短縮につながります。

当社では、立形・横形両方のマシニングセンタを保有しているため、本事例のように、形状に合わせて最適な加工方法を選定し、リードタイムの短縮とコストダウンを実現しています。