傾斜角度の見直しによるコストダウン
提案内容 | 端面の面取り角度を60° or 45° or 30°にする |
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提案効果 | コストダウン、リードタイム短縮 |
Before
一般的な面取りカッターの寸法は60°、90°、120°です。そのため、加工可能な傾斜角度はそれぞれ60°、45°、30°となります。これら以外の傾斜角度の場合、専用の治具を作るか、2.5軸加工を行うなど特殊な加工が必要になり、治具費、工具費、加工代等が増大してしまいます。
After
左図のようにC4(45°)とする、もしくは、60°・30°とすることで、加工の幅が広がり、より効率的に加工ができます。
Point
傾斜角度が60°、45°、30°以外の場合でも加工することは可能ですが、コストアップにつながります。面取りにおいては、C面取り(45°)を基準に、どうしても角度を指定したい場合は、60°もしくは、30°にしていただくことで、コストを抑えることができます。