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QCD向上提案事例

シャフト丸棒の使い分けによるリードタイムの短縮

提案内容

センタレス材(h7)から引抜材(h9)への変更

提案効果

リードタイム短縮

シャフト丸棒の使い分けによるリードタイムの短縮 | 試作・量産 スピード切削加工.com

Before

シャフトのタップ加工において、センタレス素材だと、素材外径が膨らみ、センタレス公差(h7)を外れてしまう事があります。その際は、全数チェックし、必要に応じて修正を行うため、無駄に時間がかかってしまいます。

シャフト丸棒の使い分けによるリードタイムの短縮 | 試作・量産 スピード切削加工.com

After

引抜素材の場合、引抜公差(h9)となり、多少の膨らみでも交差内に収まるため、チェックする必要が無くなります。

Point

シャフトの外径が機能上必要ない場合、センタレス材ではなく、ピーリング材や、引抜材を使用した方が、材料単価も下がります。

センターレス素材で加工する必要がある場合は、タップ径を小さくする、もしくは外径を大きくすることで、素材外径が膨らむことを防止することも可能です。

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