A5052 ベースプレート

こちらは、半導体製造装置で使用されるA5052 ベースプレートです。

1工程目では、立形マシニングセンタ「ニデックOKK VM53R」を用いて、裏面の正面加工を実施しています。続く第2工程では、横形マシニングセンタ「牧野フライス製作所 a61-21PC」によって、表面の正面加工と4面の側面加工を一括で行っています。

このように、立形では正面加工を行い、横形では正面と側面の同時加工を担わせることで、工程を最適に分散・集約。これにより、安定した品質と生産性の両立を実現しています。

当社では、本事例のように立形・横形のマシニングセンタを使い分けるだけでなく、旋盤との複合的な工程設計も取り入れ、効率よく加工を行っています。