坂本電機製作所のシャフト加工・製作
シャフト加工の当社 対応領域
シャフトは、産業機器の軸や半導体製造装置の部品に使われています。当社では、特に半導体製造装置や自動車、産業機器、医療や食料関係のシャフト加工を手掛けております。
直径はΦ2~Φ350程度、長さは5㎜程度~2,000㎜程度の物まで製作しております。また、焼入れ後のシャフト加工にも対応可能です。
シャフトの加工を行う当社 保有設備
当社では、タレット旋盤を5台、複合旋盤を8台、保有しています。同時5軸加工が可能なINTEGREX i-100もあるため、0.0001°まで突き詰めることが可能です。
また、量産品にも対応するため、複合旋盤8台にバーフィーダー(棒材供給装置)を取り付けており、最大1,000個/月製作することが可能です。
シャフト加工の精度
シャフトを複合旋盤で加工することで、チャッキングの回数が減り、精度の向上を実現しています。寸法公差や幾何公差の多く入ったシャフト加工のご依頼をいただくことも多く、面粗さに関してはRa0.4程度であれば問題なく加工可能です。
更なる面粗さの向上や、研削加工の指示がある場合は、円筒研削盤を保有している協力企業様にて対応いたします。
シャフト加工における最新の取組み
当社ではヤマザキマザック製の旋盤を数多く保有しています。対話式プログラミング装置に加え、最近ではAIによるプログラミング機能を搭載した「MAZATROL DX」も導入しました。これにより、単純形状であれば、自動プログラミングや自動見積りも可能となり、短納期対応力を強化しています。従来1時間程度かかっていたプログラミングが、5分で完了したという事例もございます。
また、Mastercam(3D-CAD/CAM)を導入し、曲面形状や、半円形状などの3Dの複雑形状にも対応しています。また、将来的には5軸加工にも対応予定です。
シャフトの加工事例
こちらは、当社が実際に加工しているシャフトです。
写真左のシャフトは、外径がφ10g6(-6μm ~ -15μm)と交差が厳しいため、中間検査を行い、精度を保証しています。
写真真ん中のシャフトは、当社で加工している製品の中で最も多い形状であり、類似形状の製品を約5,000個量産しています。
写真右のシャフトは、自動車部品トラックコンテナの架台部分の位置決め部品です。削り代が大きいため、重切削が可能な「INTEGREX200ⅡY」で加工しています。
シャフトの加工は、精密切削 スピード加工センター.comにお任せください!
当社では、複合旋盤でシャフトの加工を行い、QCD向上を実現しています。
シャフトの加工に関して、お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!