スリ割りの位相の有無によるコストダウンとリードタイム短縮

提案内容	「＊スリ割りの位相わず」と図面へ注記
提案効果	コストダウン、リードタイム短縮

Before

複合旋盤で加工する際、スリ割り加工とタップ加工の位相があると、1工程目に位置出し用のカットを入れ、2工程目で位置出しを行いスリ割り加工を行う必要があり、時間がかかってしまいます。旋盤＋マシニングで加工することも可能ですが、同等の手間がかかってしまいます。

図面に「スリ割りの位相は問わず」と明記していただくことで、位置出し用の加工を施す必要が無くなり、プログラム作成時間も短縮できます。その結果、コストダウンとリードタイムの短縮に繋がります。

シャフト端部のスリ割りは、他の部位との位相の必要が無い時が多々あります。「スリ割りの位相は問わず」と記載いただくことで、見積りの段階で加工問い合わせを行う必要も無くなり、見積回答を急がれている場合にも最適です。