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QCD向上提案事例

丸形状品の加工における端面指示の変更で実現するコストダウン

提案内容

図面の端面指示を「黒皮(切削不可)」から「除去不問」に変更

提案効果

加工時間の短縮、材料費の低減

Before

丸形状部品の端面に「黒皮(切削不可)」という図面指示がある場合、板材(プレート)からマシニングセンタで加工を行う必要があります。

この方法では、四角い板から丸形状を切り出すために治具を製作し、段取り替えやクランプの着脱といった工程を繰り返す必要があります。さらに、四隅に使われない部分が残るため、材料の歩留まりが悪く、コスト増を招いていました。

After

端面の指示を「除去不問」としていただくことで、丸棒からの旋盤加工が可能となります。旋盤加工であれば、マシニング用の治具は不要となり、段取りも1回で完結するため、加工時間を大幅に短縮できます。

また、材料は僅かな取り代(材料肉)で加工が出来るため、材料費を大きく抑えることができ、コストダウンを実現できます。

Point

ただし、板厚が薄い場合は旋盤加工によって歪みや反りが発生しやすく、必ずしも優位とは限りません。

しかし板厚が十分にある場合には、旋盤加工のメリットは非常に大きくなります。特に、SUS304やSUS316といった難削材では、マシニング加工では工具摩耗が激しくコスト増につながりやすいため、旋盤加工に切り替えることで高い効果を得られます。

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